我らのガボン日記 ー臨床検査技師編ー

青年海外協力隊としてガボンで輸血医療向上を目指す臨床検査技師の日記

一時帰国しました

一時帰国を終えて昨日ガボンに無事戻りました。

いや~、あっという間の17日間でした!

 

今回の帰国の目的である学会も無事に、しかも有意義に終え、

学会前には福岡と熊本で母と旅行して、

学会会場と青森では会いたい人たちに会え、

髪も切って染めてリフレッシュし、

美味しいものをたくさん食べ、

日本の美しさを改めて実感し、

あ~日本最高と心底思いながら、

日本滞在17日間を過ごしました。

 

こんなに人も物も食べ物も環境もすべてが「美しい」と表現するのがふさわしい国は日本が一番だと思います。

 

感覚が新しいうちに日本の良いところズラっと書きます。笑

裏を返せば、この逆の内容がガボン(多分途上国全般)です。

・トイレが超絶綺麗(もはやトイレに住めると思う)

・トイレに便座もトイレットペーパーもある

交通機関も学会などのスケジュールもすべてが時間通り

・店員が優しい

・空気がきれい(あれだけ車が走っていても排気ガスを感じない)

・タクシーが超綺麗だし断られることがない

・水がきれい

・水圧良好

・スリを心配しなくていい(スマホをポケットに入れて歩けるって本当にすごい)

・道路に穴があいていない

・夜、一人で歩ける

・イヤホンして音楽聞きながら歩ける

・だいたい何でもスーパーと100均で揃う

・安いのに質がいい

・ネットで注文したら確実に届く

・ネットが常に良好

・服装に品がある(特に女の人)

・脚閉じて座っている(女の人)

・全般的に行動服装の全てに品がある

・白米、美味しすぎる

・外食は安いのに美味しいし安全

・車のスピードが程よい

・エアコンの温度が快適(ガボンは17℃設定が普通)

・警察を信用できる

・すべてにおいて案内が丁寧細かい親切

・娯楽がたくさんある(映画館って最高)

 

あげたらきりがないくらい、日本は素晴らしいです。

 

まるでガボン嫌いみたいな感じになってきましたがそんなことはありません(笑)

嫌いなところももちろんありますが、好きなところもあります。

 

日本にいて一番それを実感したのが、他人との距離でした。

日本での17日間で、道行く知らない人と会話はしませんでしたが、

ガボンにいると全く知らない人でも、まるで友達かのように「ca va?(元気?)」と話しかけてきて何かと心配してくれることは、結構好きなところです。

そうやって出来た友達もいます。

 

東京で夜に電車に乗っていて、隣の人が突然吐いて私の服にかかったのですが、

誰一人その男性にも私にも声を掛けること無く、ティッシュを出すことなく、すーっと全員が距離をとったのは少し悲しく感じました。

きっとガボンだったら「おい大丈夫か」って言いながら、男性にも私にも声を掛けて助けてくれたんだろうなと思います。

 

ガボンでの他人との距離の近さは、たまにウザいと感じますが(笑)、実は楽しいことだし優しさの表現なのだと分かりました。

 

こういう経験や考え、気付きを得られるのもあと1年と1ヶ月。

 

あっという間です。ほんと。

 

日本の良いところも悪いところも、ガボンの良いところも悪いところも知れて、

そして、協力隊の2年間という限られた期間の意義を知ることができた一時帰国となりました。

 

明日から輸血センターでの活動を再開します。

 

血小板製剤製造はもちろん、今後さらなる活動を展開していきます。

1日も無駄にせず、頑張りすぎるくらいがちょうどいい感じで活動していきます。

 

ということで、今後もガボンで精一杯やっていきます!

 

今回の写真は、弘前滞在中に私のために3連休を取ってくれて色んなところに連れて行ってくれた大好きな友達と訪れた、弘前公園のハートとそれを撮る友達です。

f:id:maaaai0519:20190605044158j:plain

弘前いいところです。

 

っあ、ちなみに、私、日本滞在で4キロ太りました。あはははは。

 

では、また来週更新します~。